私たちが生きていくには、人間関係を良好に保つことが必要不可欠ですよね。
それでも所詮他人同士の私たちは全てを解り合うことは難しいのが現実です。
今回は人間関係を良好に保つために大切なこと、また私自身が大切にしていることをお話したいと思います!
人間関係を良好に保つために大切なこと⓵言葉のフレーズに気をつける
言葉選びって実は人間関係を良好に保つために大切だったりします。
例えば職場で誰かに仕事を頼むことがあるとします。
その人が間違えたやり方をしていたとして、頭ごなしに”そのやり方違うでしょ”って否定から入るのは相手にとってマイナスなイメージになりやすいです。
人によってはその一言で”じゃあもう頼まないでよ””自分がやれよ”ってヘソを曲げてしまう人も多いですよね。
でもちょっとした言い方の違いで改善することは可能です。
例えば”もう少しこういう風にしたらやり易いですよ”や、”もっとこうしたら今より効率よく出来ると思いますよ”とアドバイスを踏まえて教えてあげることです。
”これはこうだからダメ”と自分のやり方や意見を押し付けて終わるのではなく、ちゃんと”どうしてダメなのか”、それを改善するには”どうしたら良いのか”、解決策も提案してあげることで怒られているというイメージではなく、教わっているという解釈に変わると思います。
人ってやっぱり怒られるのは誰でも嫌じゃないですか。
だからと言ってそのまま放っておくことも仕事の効率を下げることになるので、きちんと指導することも必要になってきます。
人に教えるのって本当に難しくて、人を使うことはなかなか自分で思っているよりも難しいものです。
自分にとって1のレベルのことでも、相手にとっては10のレベルのことを要求されてると感じてしまうこともあります。
なので自分は出来て当たり前なんですね。
初めてじゃないから、経験値が既にあるから。
でも初めての人って要領も何も分からないから、先が見えなくて不安なんですよね。
そこは上手く”自分も最初はそうやってて、全然上手く出来なくて、このやり方をしたらもっと効率よく出来たよ”とか、やみくもに怒るのではなく、経験談を交えて”アドバイス”をしてあげるというのを心がけると良いと思います。
人間関係を良好に保つために大切なこと②良い意味で相手に期待しない
人ってどこかで相手に共感を求めたり、期待してしまう生き物ですよね。
恋愛でもそうだし、仕事でもそう。
”同じだけ返してもらえなくてもいいや”って思っていても、それが”当たり前”になっていくと窮屈に感じたり、”どうして自分ばっかり譲らなきゃいけないの”という思いが生まれてきます。
そしてそう思う自分に対して自己嫌悪に陥ったり負のスパイラルから抜けられなくなるんですよね。
仕事でも期待されることは嬉しくて最初は無理してでも頑張っちゃう。
でもある一定を過ぎると期待されてるのか仕事を押し付けられてるのか分からなくなってしまうこともあります。
それって実際どちらもあると思うんです。
期待もしているし、やってくれるから出来る人に甘えてる。
どちらもあるからこそ、タチが悪いんですよね。
そういう状況で上司や周りの同僚と自分の仕事量が全然違うと”どうして自分ばっかりやらなきゃいけないの”って”こんなことなら仕事が出来なくてよかった”って”結局いつだって出来る人が損をする会社だ”って思えてきてしまうんですね。
最初はそれで良いかもしれません。
余裕のある人がやれば良いじゃん、出来る人がカバーすれば良いじゃんって。
でもそれが重なっていくと、余裕がなくなってしまって、ストレスになってしまいますよね。
同僚や上司と目線を合わせることって本当に難しいです。
モチベーションレベルも仕事に対する考え方も一人一人違うので。
でも同じ職場で働いている以上、お金をもらっている以上”自己流”だけでは済まされないんですね。
もしどうしても自分のやり方が譲れないのなら、起業して、自分が社長になって人を使う人になれば良いです。
それが出来なくて会社という組織の中で働くのであれば、ある程度の協調性というものは必要になってきます。
そこを誤解している人が多すぎる気がします。
相手に期待しすぎても自分が疲れてしまいますよね。
自分が思っている通りに、思い描いている通りに動いてくれることって不可能なので。
だからそういう相手には初めから良い意味で期待せずに、それは諦めろという意味ではなく、自分のストレスを減らすためにも”やってくれたらラッキー”くらいに思っていたほうが楽に過ごせると思います。
何にでも反抗してくるような相手って、型にはめようとすると反発してきて逆効果なので、無理矢理何かを強制すると余計に人間関係が破綻してしまうんですよね。
一生会わない相手なら構わないかもしれませんが、仕事で毎日顔を合わせる相手なら尚更、避けたいところです。
そして逆に期待されなくなった人は危機感を持つべきです。
誰かに期待されなくなるって、諦められることって、当の本人は”別に誰にも期待されたくないし””そっちの方が楽でラッキー”と思っているかもしれませんが、自分にとって損なことだと気付いて欲しいです。
結局気付けないからこそ今の現状なんでしょうが、いくら社長になっても、自分の下で働いてくれる人がいないと会社を成り立たせるのは難しいし、誰もそんな会社と取引したいと思ってくれる人もいないですよね。
全てが見えないところで繋がっていて、結局人間関係が上手くいかないと、物事を進めるときに進めるスピードも違うし、成功の度合いも変わってくるんです。
1の成功で一生満足できるのであればそれで構わないかも知れませんが、その場しのぎで生きていると、その場しのぎの未来しか来ないです。
まとめ
例えば今、人間関係に困っている人がいるのならば、一度良い意味で相手に対して期待するのを一時中断してみましょう。
同じ人間ではないので、相手と全てを解り合うことも共感し合うことも不可能です。
だからと言ってそれで終わりではなく、解り合えない振り幅を出来るだけ抑える作業が大切です。
”合わないから関わるのはやめよう”だと自分の周りから誰もいなくなってしまいます。
合わないこと前提に、合わすのではなく、合わない度合いを少しでも小さくする方法を考えて、お互い歩み寄ることが大切です。
相手がそれが出来ない人間なのであれば、それはあなたの思いやりを受け取る資格の無かった人だったということ。
あなたが悪いわけではありません。
相手が自分自身の価値を下げることにしかならないのですから。
私たちに出来る事は、自分がそういう当事者にならないことです。
少しでも皆さんの人間関係を良好に保つきっかけになれば幸いです。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。